UXインテリジェンス協会（以下：UXIA）では「分科会」を通して、国内外における高品質UX事例の発掘・共有や、UXインテリジェンスの実践知習得に向けた学習環境の整備などの活動を行っております。
分科会の一つ「UX組織開発分科会」では、毎月定例会を開催し、UXを起点とした企業変革のための道筋や方法論の検討に取り組んでおります。
2022年10月14日に開催された、第12回UX組織開発分科会の内容の一部をご紹介いたします。
UX観点での分析・施策システム、業務・手法に関するディスカッション
UX組織開発分科会では、UX組織開発における課題として会員から「UXの重要性理解が経営層含めできていない」「UXを全社推進するための（横串）組織が機能していない」「UX推進人材が足りておらず、社内教育整備も進んでいない」などの声が挙がったことから、UX組織開発の重要性やUX組織開発指針の策定に取り組んでおり、会員間で情報共有や意見交換を進めております。
今回は、会員各社のUX観点での分析・施策システムや業務・手法についてディスカッションを行いました。ディスカッションの中では、データの活用方法や、事業会社と支援会社の視点の違いなどについて議論いたしました。
理事長 遠藤の総評では「インターネットが浸透し爆発的にデータ量が増える中、データサイエンティストだけではなく、いろんな領域で改善活動をする方が顧客の行動データを会社のケイパビリティとしてどう活用できるかが重要だと思います。その解決策を含めて議論を進められればと思います」とのコメントがありました。
次回開催に向けて
次回のUX組織開発分科会は2022年11月11日。次回は組織診断・UX組織開発における処方箋について検討する予定です。
UXIAは、UX組織開発分科会にご参加いただける法人会員様を募集しています。
