ワーキンググループ「UXデザインに関心のある学生の実態」発足

UXインテリジェンス協会(以下:UXIA)では、会員の有志プロジェクトグループ「ワーキンググループ」制度を導入しています。ワーキンググループは、起案されたテーマに賛同する会員が有志で集まり活動する、会員主体の取り組みです。

2022年10月17日、ワーキンググループ「UX Designに関心のある学生の実態」発足に伴い、プロジェクトリーダーを務める株式会社たきコーポレーション 執行役員 藤井氏が説明会を開催しました。その概要を一部紹介します。

ワーキンググループ発足の背景

「UX Designに関心のある学生の実態」の目的は、UXデザイナーを志す学生の実態を把握し「若いUXデザイナーの力を必要とする企業」へ情報提供を行うこと、また学生がUXを学ぶことのできる環境を整えるための下地作りとしての調査を行い、教育機関や講師となる人材を提供することです。

本ワーキンググループ起案者の藤井氏は、広告制作プロダクションである同社と学生が接点を持つ中で、UIUXデザイナーを職業として志す学生が増加する一方、UXの学びや習得を体系化している大学や学部、教授はまだ少ないと感じるといいます。

また、UXIAの活動の一つである分科会で、他の会員から「UX人材が足りない」という声があったことなどを通して「優秀なUX人材はどこから生まれてくるのか?」という疑問を抱き、「企業の側からすれば、UXを志す学生の実態を知ることができていない」と感じたことから、本ワーキンググループの起案に至ったそうです。

本ワーキンググループは「長期的には、次世代のUXデザイナーがよりよい環境で、 すぐれたUX designを提供できる社会の実現」をゴールに掲げています。

「UX Designに関心のある学生の実態」概要

本ワーキンググループは今後、UXデザインを求める企業のUXデザイナーのスキルセット明確化、学校(大学・専門)でのUXデザインの学び、学生の実態調査、企業が求める実戦的なUXデザイナーの育成方法の確立などを目指し、国内の大学や学生を対象にアンケートやインタビュー調査を実施予定です。

UXIAの会員は、プロジェクトメンバーとして本ワーキンググループへの参加や、定例会の聴講が可能です。

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